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2013年10月14日 (月)

墓にまつわる話---その後の消息

墓の話には後日談がある。

実は亡くなった親族は私の姪、姉の娘だった。姪は2011年9月東日本大震災が起こった同じ年にこの世を去った。葬式の写真は、薄桃色の成人式の振袖姿、まるで花嫁衣装のように綺麗で涙が止まらなかった。

姪は両親が旅行中に急病で倒れ、帰宅した両親が発見した時はもう息絶えていた。 姉も義理兄も、思いもかけない出来事で、しばらくの間眠ることも食事をとることも満足にできなくなった。

見かねて霊を降ろしてくれるチャネラ-のもとに姉を連れて行った。それは彼女がどんな気持ちで亡くなったかを知るためだった。私はセッションには同席せず、後から姉にその様子を教えてもらった。

姉の話によると、最初に亡くなった母が、姪の代わりに登場して、開口一番、”こっちのことは大丈夫、任せておいて”と伝えられ、それから”今回の墓の件は皆大賛成で大喜びしている”と言ってくれたらしい。(よかった、墓を勝手に撤去したことは何とか了解されたようだ)

母によれば、姪も向こうの生活に慣れてきたとのこと。(正直後で聞いて、えっ向こうにこちらの様な世界があるの?と思った)

何しろ母が亡くなったのは半世紀以上前の話。母はどんな様子をしていますかと尋ねたところ、チャネラ-から女丈夫みたいな、肝っ玉母さんという返事があったという。

その後やっと姪がばつが悪そうに登場してくれ、急に亡くなってしまったことを姉に詫びたとのこと。姉からも、何かしてあげられることはないかと尋ねたら、仏前の供花に昔ながらの菊の花束はやめてとのこと。可愛い花束にしてほしいと言う。

そうだった姪は何でも可愛いものが大好きな娘だった。ささやかなその我儘が姉は嬉しかったらしい。 そして久し振りに祖母の消息も聞いてくれた。

祖母は畑を耕していると言う。(えっ、マジですか?と私は思った)私達にエネルギ-を与えるための特別な野菜を育てているので、忙しいとのこと。 (そして、これってどんな風に我々のところへ届けられるのだろうと想像したらなんだか可笑しくなってしまった)

その日を境にして、姉は元気を取り戻して行った。私も姉から母や祖母の話を聞いて、嬉しかった。小さい時あれほど会いたいと思った人達の消息が50年振りに聞けたのだから。

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コメント

happy01石門星さま
お久しぶりです!
久々にこちらのブログをまとめて拝見させてもらいました
ギックリ腰のお話
お墓のお話とっても興味深く聞きました。

向こうで作っているお野菜っていうのも
なにかすばらしい栄養がありそうな野菜で
ぐっときました!
もしかしたら石門星さんが
野菜のおいしいところへ引っ越しするのだったりして!?

投稿: emiko | 2013年10月15日 (火) 13時48分

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