そして守護神
以前知り合いの女性から聞いた話。 彼女の会社が倒産しそうになった時、多くの社員が会社の危機を知って、 どんどん辞めていった。彼女も明日こそ辞表を出して辞めようと思っていたが、人がどんどん辞めていくので社内の雑務に追われていた。 とにかく先の事が心配だからと懇意にしていた算命学の占い師さんに鑑定してもらうことにした。 鑑定士さんに聞くと “まだ辞めるのは早い” “貴方には今守護神が回っている” “きっと悪いようにはならない” 彼女はその言葉を信じて退社を思いとどまった。 結局会社は倒産することになったが、何とか清算という形になり、倒産するまで残っていた社員には見舞金という名前で幾ばくかの退職金が出たし雇用保険からも給付制限を受けずに失業保険の給付がもらえることになったそうだ。 もしあの時皆と一緒に辞めていたら、自己都合退社ということで、失業保険も3か月の給付制限を受けて苦労した事だろうと言っていた。 その後彼女は次の仕事を難なく見つけて働くことが出来たという。 本当に守護神が回っていて助かったと言っていたが、守護神が回る時はというのは得てして本人が絶体絶命の時なのだ。大変な状況だからこそ、守護神の助けが必要なのだ。
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