« うつ病と温熱療法 1) | トップページ | うつ病と温熱療法 3) »

2016年7月 2日 (土)

うつ病と温熱療法 2)

心の問題で一番手っ取り早いワークとして自分の履歴書を自分で書くことを勧めている。これは会社に出す履歴書とは違って、生まれてから現在まで、出来るだけ詳細に自分を取り囲む環境を含めて感じたことをまとめる作業だ。何日も何日もかかって、自分を振り返る作業を行う。

小さい時どんな自分であったか、周囲はどんな環境だったか、自分の両親は、祖父母や兄弟はどんな人だったか。そしてこれらの人たちの中で自分は毎日どんなことを考えて大人になってきたのか。

嬉しかったこと、悲しかったこと、大人になった今も忘れられない出来事の数々、時には自分の記憶があいまいなので、兄弟や親戚に折を見て尋ねてみたり。間違いを修正したり、兄弟と話しているうちにその頃のわだかまりが融けたり、この作業は時間がかかる。

自分なんて大した人間ではないと思っていたら、いろいろな出来事を調べていくうちに、泣けてくる、履歴書を書いていくうちに、自分がこんなに頑張って生きてきたのかわかるからだ。そして小さい時のつまらない感情を今だに引きずっていて笑ってしまったり。

この作業では自分の中の感情を吐き出す事、嬉しいことも、悲しいことも、悔しいこともみな吐き出す。

そして自分がここまで何とか頑張ってきたことを正直に認めて、自分を肯定し自分は自分のままで何も変わる必要などないのだと思えればそれだけで十分。

 こうしたワ-クと温熱療法等を併用して、うつの人の体調が劇的に改善していく例をいくつも見た。そういう例を目の当たりにすると改めて実感する、人間の体は心と密接に結びついているのだと。

|

« うつ病と温熱療法 1) | トップページ | うつ病と温熱療法 3) »

心と体」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1084663/66289219

この記事へのトラックバック一覧です: うつ病と温熱療法 2):

« うつ病と温熱療法 1) | トップページ | うつ病と温熱療法 3) »